「identita – the story of Czech graphic design」

チェコセンター東京
1月30日終了
グラフィックデザインは、ポスター、書籍、雑誌、ロゴ、案内表示システム、さらには国章に至るまで、どの国でもそのアイデンティティを形成する重要な要素となっています。チェコ(およびかつてのチェコスロバキア)の場合、20世紀初頭以降のグラフィックデザインの歴史は決して平坦なものではありませんでした。チェコ人はまず、自らの国家を勝ち取らなくてはならず、二度の世界大戦を乗り越え、二度の全体主義体制を経験し、さらに社会主義的な計画経済から市場経済へと移行してきたのです。

本展では、作品の現物や複製の展示を通じて、チェコのグラフィックデザインを代表する作品および作家をご紹介します。また、こうした作品が生まれた文化的・歴史的・政治的背景に関しての専門的な解説を添え、グラフィックデザインが社会に与える影響、そして社会影響を受けるのかを探ります。

本展キュレーションはフィリップ・ブラジェクとリンダ・クドゥルノフスカーが、監修をダヴィッド・コレツキーが務めており、「identita – the story of Czech graphic design」(https://identitaproject.com/)と題したマルチジャンル・プロジェクトの一環として開催されます。プロジェクトには展示のほか、7話構成のテレビシリーズ、長編映画、さらに同名の書籍(チェコ語版および英語版)が含まれています。

巡回展「Identita」は、タイポ協会、Studio Marvil、文学博物館、チェコセンターが共同で企画したものです。グラフィックデザインはStudio Marvilが担当し、展示デザインはStudio Okoloのアダム・ブラジェク、ヤン・クロス、マチェイ・チンチェラが手がけています。

スケジュール

開催中

2025年12月4日(木)〜2026年1月30日(金)あと52日

開館情報

時間
10:0019:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
チェコの祝日は休館

オープニングパーティー 2025年12月3日(水) 19:00 から 21:00 まで

※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

入場料無料
展覧会URLhttps://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/identita
会場チェコセンター東京
http://tokyo.czechcentres.cz/
住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
アクセス東京メトロ日比谷線広尾駅2番出口より徒歩10分、 JR山手線・埼京線恵比寿駅西口より徒歩16分 
電話番号03-3400-8129
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