Centre Pompidou Hanwha Courtesy Hanwha Foundation of Culture architect Jean-Michel Wilmotte
ポンピドゥー・センター・ハンファがソウル・汝矣島地区にて、6月4日にオープンする。フランスと韓国間の外交140周年を記念し、ハンファ文化財団とポンピドゥー・センターの共同によって設立される同館。両国の交流と協力を示すランドマークプロジェクトとしてだけでなく、ソウル中心部における近現代美術への貢献を果たす新たな施設の誕生となる。
開館に際してオープニングでは、キュビスムに焦点を当てた展示「The Cubists:Inventing Modern Vision,」が開催。3000m²を超える展示スペースに、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックなどの作品が展開される。
4月3日には、フランス大統領・エマニュエル・マクロンと文化相・カトリーヌ・ペガール、ポンピドゥー・センター館長のローラン・ル・ボンが同館を視察した。

2023年夏、フランス文化省と欧州外務省、韓国外交部の後援のもとパートナーシップが締結され、約3年を経て今夏開館を迎えるポンピドゥー・センター・ハンファ。ソウルの金融街に建つ63ビル内に位置し、その展示スペースは1万1000 m²以上にもおよぶ。設計はフランスの建築事務所・Wilmotte & Associésが担当する。
開館後、同館はポンピドゥー・センターのコレクションをもとに、20世紀のアーティストやムーブメントに焦点を当てた大規模な展示を、毎年2回開催する予定だ。同時に、韓国人アーティストに焦点を当て、美術史における主要な潮流と韓国の文化的背景との結びつけるプロジェクトも展開。近年の美術史と現代のクリエイションの対話を促し、国民の文化・教育活動の発展へとつなげる。さらには、若い来館者が作品と相互に関わり、探求できるような教育スペースも設けられる。
未来へ向けた美術館として設立されるポンピドゥー・センター・ハンファ。同館がこれまで行ってきた革新の伝統を土台に、韓国の文化・芸術的背景を踏まえ、コレクションの新たな解釈を提供する。ソウルの新たな文化的ランドマークとして、地域住民と観光客の双方に開かれた、出会いと共有の場となるだろう。