公開日:2026年3月4日

親子で体験する90s英国アートのDIY精神。やんツーによる「アップサイクルアート」ワークショップ参加者募集

YBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)のDIY精神に着想を得た親子向けワークショップが、伊勢丹新宿店で無料開催

ワークショップ開催の様子

国立新美術館で開催中の「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」展。その連動企画として、Tokyo Art Beatがコーディネートする親子向けワークショップ「親子でつくるアップサイクルアート」を3月15日に開催する。3月11日18:00まで参加申し込みを受付中だ。

ワークショップの主旨は、90年代英国アートを象徴するDIY精神を、家庭のなかにある身近な素材から体験すること。作品を“鑑賞する”だけでなく、“つくる”という行為を通して、アートをより身体的に理解する機会となる。

ワークショップ「親子でつくるアップサイクルアート」

1990年代のイギリスで注目を集めた若手アーティストの一群を指す「YBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)」。YBAのアーティストたちは、既製品や日常素材を用いながら、美術の枠組みそのものを問い直してきた。今回のワークショップでは、その精神に着想を得て、古着や展覧会で出た廃材を素材としてキャンバス作品を制作する。

講師はアーティストのやんツー。描く、鑑賞する、作品を設置(撤去)するなど、美術の制度にまつわる人間特有と思われている行為を、機械に代替させるインスタレーション作品で知られる、国内外で発表を重ねてきたアーティストだ。プログラムでは、「身近にあるものをどう見立てるか」「どのように組み合わせるか」というプロセスそのものを親子で共有。制作時間は90分、完成したキャンバスは持ち帰ることができる。

ワークショップ開催概要

90年代英国アートのエネルギーを、家庭から持ち寄った素材とともに再構成する本企画。親子で創作に向き合う90分間は、展覧会鑑賞とは異なる角度からアートに触れる時間となるだろう。参加希望者は早めの申し込みを。

日時:2026年3月15日(日)11:00/14:00/16:00(全3回)
所要時間:90分
対象:5歳~小学6年生(保護者1名同伴必須)
定員:各回4組12名 ※対象年齢のお子さま兄弟・姉妹2名まで参加可
参加費:無料(要事前予約)
会場:伊勢丹新宿店 本館6階 センターパーク/ザ・ステージ #6
詳細・お申し込み:https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/baby_kids/toys/shopnews_list/shopnews_076.html
お申込み期間:3月3日(火)10:00~3月11日(水)18:00まで

やんツー プロフィール:

描く、鑑賞する、作品を設置(撤去)するなど、美術の制度にまつわる人間特有と思われている行為を、機械に代替させるインスタレーション作品で知られる。また、近年はレーシングカー玩具を鈍速化させたり、自作の大型発電機によって展示空間を発電所に変容させるなど、テクノロジーの利便性や合理性の背後に隠蔽される、政治性や特権性、暴力といった問題にフォーカスし、技術に規定される社会の在り方を問う作品制作を行う。 近年の主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭2025」(平賀源内記念館、香川)、「Random Access Project 4.0」(ナム・ジュン・パイクアートセンター、龍仁、韓国、2025)、「MOT アニュアル 2023 シナジー、創造と生成のあいだ」(東京都現代美術館)、「六本木クロッシング 2022 展:往来オーライ!」(森美術館、東京)など。受賞歴に「TERRADA ART AWARD 2023」寺瀬由紀賞、「文化庁メディア芸術祭」優秀賞(2018)など。

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