公開日:2026年1月16日

ネコも武者絵も美人画も! 「浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳展」が京都市京セラ美術館で開催へ

「奇想の絵師」の多彩な画業を示す名品約200点が集結。会期は7月18日~9月23日。

「宮本武蔵と巨鯨」 弘化4年(1847)頃 個人蔵

「奇想の絵師」の多彩な画業を総覧する

京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階では江戸時代後期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の多彩な画業を紹介する「浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳展」が開催される。会期は7月18日~9月23日。

歌川国芳は、奇抜なアイデアと卓越した構成力、風刺やユーモアを交えた作風で知られ、「奇想の絵師」のひとりに数えられている。一般的には武者絵やネコの登場する戯画などのイメージが強いが、粋で元気な魅力あふれる女性を描いた美人画や、役者一人ひとりの特徴を掴んだ役者絵、西洋絵画の表現を取り入れた斬新なタッチの風景画など、様々なジャンルでその才能を発揮していた。

「猫の当字 ふぐ」 天保末(1841-43)頃 個人蔵

本展は、そうした国芳を「浮世絵界のスーパークリエイター」としてとらえなおし、約200点の作品を6つのジャンルに分けて展覧。「相馬の古内裏」「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」「其まゝ地口猫飼好五十三疋」をはじめとする代表作はもちろん、その画業の多彩さを示す名品が一堂に会する。

「本朝水滸伝豪傑八百人一個 天眼礒兵衛 夜叉嵐」 天保2年(1831)頃 個人蔵

また、作品解説を通じて、国芳自身の人となりだけでなく、当時の江戸の人々の暮らしや感性にも光を当てる構成にも注目したい。江戸っ子たちを熱狂させた、国芳の最高峰のエンターテインメントを存分に体感できるような機会となりそうだ。

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