公開日:2026年1月16日

ジョニー・デップ監督作、映画『モディリアーニ!』が公開。パリで活動した芸術家、不遇だった人生の3日間を描く本作の見どころは?

夭折したエコール・ド・パリの画家・彫刻家アメデオ・モディリアーニを主人公にした新作映画を、その背景を踏まえて紹介。1月16日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

『モディリアーニ!』 ©︎ Modi Productions Limited 2024

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不摂生な貧乏生活とプライド。芸術家モディリアーニを描いた映画

エコール・ド・パリの代表的な芸術家、アメデオ・モディリアーニ(1884〜1920)を主人公とする映画『モディリアーニ!』が2026年1月16日より公開される。監督を務めるのはジョニー・デップ。主人公のモディリアーニをリッカルド・スカマルチョが演じるほか、共演にはアル・パチーノアントニア・デスプラ、スティーヴン・グレアムらが名を連ねた。

本作はデップにとって『ブレイブ』(1997)以来の監督作となり、本作に出演もしている盟友アル・パチーノの声かけにより実現したという。

デップはモディリアーニを“パンクロック・アーティスト”と呼び、自らの才能と気まぐれな性格に翻弄されながら、“作るか、死ぬか”という選択肢を迫られた芸術家であるとし、「私はそんな彼の苦境に共感した」とコメントしている。

いまでこそ20世紀を代表する芸術家として高く評価されるモディリアーニだが、生前はその作品はほとんど評価されず、不遇なまま35歳で亡くなったことはよく知られている。結核を患いながらも酒に溺れて不摂生な生活を送り、周囲に暴力を振るい、数々の女性たちと関係を結びながら独自の作品を生み出したその人生は、伝説化され、ドラマティックなものとして様々に語られてきた。映画としてはジェラール・フィリップがモディリアーニを演じた『モンパルナスの灯』(1958、監督・脚本:ジャック・ベッケル)が名作として名高い。

『モディリアーニ!』 ©︎ Modi Productions Limited 2024
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