渋谷駅ハチ公広場にMotoki Shiozawaによる全長10mの大型作品が登場

アーティスト公募企画「TYPELESS」の第2弾プロジェクト。渋谷の街をテーマに描き下ろした

Motoki Shiozawa emergence 2025 © Ryota Hashimoto

アーティスト公募プラットフォーム「TYPELESS」による取り組みの第2弾として、アーティストのMotoki Shiozawaによる作品が渋谷駅ハチ公広場にて公開されている。

現在、100年に1度といわれる大規模再開発が進む渋谷駅周辺。「TYPELESS」は、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントによる取り組みのひとつで、渋谷駅周辺の公共空間を再開発期間中から豊かにすることを目的としたプロジェクトだ。景観問題の解決と、アーティストが挑戦できる機会の創出を目指している。

作品掲出前の風景 © Ryota Hashimoto
Motoki Shiozawa emergence 2025 © Ryota Hashimoto

Motoki Shiozawaは、日本画やアメコミ、映画から影響を受け、それぞれの概念と技法を引用・融合させた作品を制作している1992年生まれのアーティスト。「TYPELESS」の第2弾として、2024年10月に行われたアーティスト・キュレーターの一般公募によって選出された。今回ハチ公広場に掲出されている《emergence》は、全長10mの描き下ろし作品。渋谷の街を行き交う多様な人々の個性や力強さ、そこから生まれる反応などがひとつの作品に表現されている。

Motoki Shiozawa
作品の掲出場所(渋谷駅ハチ公広場)

渋谷駅前エリアマネジメントでは、今後も「TYPELESS」による様々なアーティストプロジェクトの実施を予定している。

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